取り出しやすくて、使いやすい。タクシードライバーの財布
今日は北欧雑貨のご紹介です。春財布が金運にいいと言われて久しいですが、お財布はちょうど今の時期が買い時なのでしょうか。
この財布、初めて見た時、ぽてっとしていてかわいらしいなあと気になりました。
デンマークでタクシーの運転手がよく使っていたため、蚤の市での呼び名は「タクシードライバーの財布」なのだそうです。
どうしてタクシードライバーが使っていたのか、というと、小銭の取り出しやすさから。タクシードライバーはお釣りを渡すことが多いからなるほどと思いますね。
真ん中のポッチを押して、ぱかっと口が開くと、さらに内側にもがま口が出てきます。
結構大きく開きます。
大きい方には500円、100円、50円。小さい方には、5円玉、1円玉と分けておくにも、便利ですね。
お財布として以外にも、毎日持ち歩きたい化粧品、リップクリームなどの小物入れとして使ってもよさそうです。
”森の王”ヘラジカの革で作られたハンドメイドの財布です。
この財布は、maide in sweden(スウェーデン製)のハンドメイド。北欧スカンジナビアに生息するヘラジカ(elk)の革でできています。鹿の革は、「レザーのカシミア」といわれるほど、なめらかな手触り。やわらかくしなやかでマットな質感が特徴です。そして鹿の中でも、森の王といわれる北欧のヘラジカは、大型の鹿ならではの、重厚な質感があります。
実際に手に持ってみると、ぽてっと可愛らしくもしっかりとした革の感じが手に馴染みます。
横から見るとこんな感じ。マチがあるので、十分量も入るし、ちゃんと自立してくれるんです。あまりに小さすぎるとパンパンになってしまいますが、よく、お財布はあまりパンパンに入れすぎないほうがいいといいますよね。
懐かしい様式のがま口、残念ながらだんだん作られなくなって来ました。
この懐かしい様式のがま口金は、以前はスウェーデン南部やデンマークで作られていましたが、現在は生産量が減ってしまったため、入手が難しくなっているそうです。
和風の小物でがま口のお財布はよく見かけるのですが、普段使いに和風のがま口は私の欲しいイメージではなくて。
このがま口を見た時、これならいいな!と思ったんです。
でも、今のがま口の在庫がなくなると、もうこのお財布は作られない・・・ということになるそうで、 なんだかちょっと寂しいですね。
長く使えて、愛着がわく。
前述したように、ヘラジカの革には厚みがあるので、革小物ならではの経年変化を楽しめます。愛用していくうちに、だんだん深みが増してより愛着がわくことでしょう。
手にされた方は、ぜひ、長く愛用していただけると嬉しいな。
こちらの商品は、unautreが提案するライフスタイルショップ
「フードと雑貨と、ときどきファッション。by unautre」でお買い求めいただけます。