コロナの後に変わること、変わらないこと。 | unautre〈ユノートル〉
lifeshift 2020年5月19日

コロナの後に変わること、変わらないこと。

コロナの後に変わること、変わらないこと。

ちょうど1ヶ月ほど前に『アフターコロナとユノートル』という題名で記事を書かせていただきました。

あれから1ヶ月、世間ではだんだんと自粛ムードが緩和されてきて、コロナ前の日常に近づいてくるような感じがしてきました。
ではこのまま元どおりの世界に戻っていくのでしょうか?今日はユノートルが思っている、これからの社会がどのように変化していくのかを話したいと思います。

コロナの後に世界は変わっていくのだろうか?

コロナの後に世界は変わっていくと思いますか?
結論から言うと、劇的に社会が変わっていく、いわゆるパラダイムシフトは起こらないと思います。
それも思った以上に元の社会に戻ろうとすると、ユノートルでは考えています。

それはなぜかというと、それが一番ラクだから。
社会には変化を求めているけど、自分自身を変えていこうと思っている人がどれくらいいると思いますか?何か新しい取り組みを始めようと思っている人はそんなにいないんじゃないかなぁというのが肌感覚です。
変化を強要されているところは、致し方なく取り組んでいるのが現状だと思います。

コロナの後でも変わらないと思うところ

コロナの後でも変わらないと思うところは、自分も含めてなんですけど一般的な人たちの考え方。

これを変えようと思う人はよっぽど意識が高いと思います。意識が高いという言い方は別に褒めているわけではなく、流行りにのっている感も多分にあるんじゃないかなぁという、そういう言い方です。意識高い系の方々、ごめんなさい。(^^;

つまり、ほとんどの人にとってソーシャルディスタンスを継続させていったり、テレワークなどのデジタルな暮らし方にシフトしていくことは大変なことだと思うんです。なので、急激に社会が変化していくパラダイムシフトはおこらないと思うんです。

では、社会は元どおりになっていくのでしょうか?
否、僕は変わらないところがあるように、変わるところがあるとも思っています。それはどこかと言うと、苦しんでも変えざると得ないという人たち。つまり主に経営者達の考え方です。(僕は以前こちらに属していたので痛いほど気持ちが分かります。(^^;)

コロナの後に変わる、リーダーたちの行動

コロナによってそれなりに自粛をしたり、仕事も変化をしなければいけなかったりする人もたくさんいたと思います。

ただ、今現在も一番苦しんでいるのは経営に携わっている人たちだと思います。なぜなら、先を読むこと。そしてチャレンジすることがとても難しい社会になってしまったからです。

例えば今みなさんが、これから新しいイベントをやってくださいと言われたらどうしますか?ほとんどの人がとりあえずは今はやめておきましょうと答えるはずです。そういった中で次の答えを出さなければいけないリーダー達はとても難しい選択を強いられています。

変わると思って挑戦する人もいれば、元に戻ると思って投資する人もいるかも知れません。ただ、どちらにしても難しい選択だと思うんです。だから、一番変わっていくのはリーダー達の行動だと思うんです。社会は変わらないように思えて、実はゆっくりと舵を切り始めいます。

コロナで変わるのではなく、変えなければならないタイミングが今ということ。

社会はいつもゆっくりと変化をしていきます。

人間の生活もやっぱり変えなければいけないことがでてきます。格差の激しい社会だったり、地球にとって良くないような発展だったりは、いずれにせよ変化しなければならないと思います。
コロナがあろうがなかろうが、変わらなければいけないものはきっと変わっていくはずです。

今はそれを一部のリーダー達がけっこうな負担を強いられながら、変化していくように求められているような気がします。
私たちにできることはなんでしょうか?誰かを非難して、自分を正当化することでしょうか?自分は変わらなくて、社会に変化を求めていませんか?知らない間に取り残されていくかもしれませんよ。

コロナの後に社会はゆっくり戻っていくと思いますが、その裏でまたゆっくりと変化していくはずです。正しいと思う社会にきっと向かっていくと思いますので、自分自身を振り返りつつ、社会を良くしていこうと努力していきましょう!
それこそがアフターコロナを上手に生きるいちばんの方法だと思います!