お店の賢いつくり方 その2_コンセプトを決めましょう | unautre〈ユノートル〉
design-consulting 2018年11月29日

お店の賢いつくり方 その2_コンセプトを決めましょう

お店の賢いつくり方のその2です。その1はこちらの記事をお読みください

お店の賢いつくり方 その1_はじめに考えること

その1ではお店をやるにあたって本当に続けていく気があるのか、それをしっかり考えた上で(客観的にみた上で)始めてみましょうってお話でした。ただいいよね!ってアイデアやノリだけではなかなかお店は続かないので、続けていくことが一番だと思っているのでまずは続けていけるかどうかを冷静にとらえた上でそれでもやります!ってことだったら始めてみましょうっていうことで。。。では続き、いきましょう!!

自分のお店がどんなお店なのかを考えてみましょう!

コンセプトが大事!っていう言葉をよく聞いたりすると思いますが、そもそもコンセプトとはなんでしょうかね?いろんな考え方はあると思いますが、お店について言えばそのお店がどんなお店なのかっていうことだと思います。

どんなお店って言われたら、例えばカフェとかラーメン屋さんとか、そういう風に考えたりすると思うのですが、どんなカフェ?どんなラーメン屋?ってお話で。。。いやカフェはカフェだよ!とか言わない!!お客様はカフェに行きたいんじゃなくて、例えばスタバに行きたいっていうことなんです。スタバってどんなカフェ?って言われたらスタバはスタバだよって言わない!笑。スタバは本格的なコーヒーをだして、内装もオシャレで、イケている人がいっぱいいる、、、そんなカフェです。つまりそれがお店のコンセプトとなります。

どんなお店か自分で考えたら人に伝えてみましょう!

コンセプトって実は一番大事なことは人にきちんと伝わらないと意味がないってことです。自分の中で分かったつもりでも話してみたら全然伝わらない。。。そういうパターンは往々にしてよくあることなんです。

だからアウトプットすることが大事なのです。コンセプトは自分の考えをカタチにしたもの。なぜカタチにするかというと自分の考えは誰にも伝わらないから。。。それを伝えたいからカタチにするわけで。。。お店は自分の考えをカタチにしたものなのです。カタチにするのにコンセプトをしっかりつくると非常にやりやすくなります。何よりもコンセプトを伝えただけで、相手が興味をもつようなものでしたらお店にしてもきっとうまくいくんじゃないかと思うんです!

キッチンユノートルのコンセプトは『田舎にヨーロッパの風を』または『島田の山あいに西海岸の風を』です。

さて、ではキッチンユノートルのコンセプトってなんなんでしょうかね?

ちょっと恥ずかしいところもあるのですが、キッチンユノートルは島田の山あいの片田舎にあるんですけど風が気持ちいいんです。田舎だけど割と交通の便もよくて肩肘張らない気持ちよさがあると勝手ながら思ってるんです。抜け感ってやつですかね。。。海外、とくにヨーロッパやアメリカの西海岸あたりの雰囲気が好きだなぁっていう気持ちもあって、そんな雰囲気がここでも出せるんじゃないかと思ったのですよ。勝手に。笑

何を言ってんだ!って笑われるかも知れませんが、いいんですよ、コンセプトは自由です!コンセプトを考えるのに制約は一切ありません!!自由に考えてみてください。僕らはここがヨーロッパやアメリカの西海岸(例えばサンフランシスコとか)なんかになったらいっぱい人が来てくれて喜んでくれて、そして自分たちも楽しいんだろうなぁと思ったんですよ!だからこんなコンセプトを描いちゃったりしたんです。。。2種類ありますが、時に北欧だったり、時にサンフランシスコだったりと、、、まぁ欧米か!ってところでちょっと幅をもたせたコンセプトにしてあります。

コンセプトも変化していく時代かも知れません。あまりとらわれすぎないように考えましょう!

ちょっと前はコンセプトこそ命!っていう時代がありましたし、現在もそう言われることは多いと思います。

ただ僕は今はいろんなことが変化していく時代なので、コンセプトであってもフレキシブルに変化していけることも想定していた方がいいような気がしています。

何かを決めるのにコンセプトは重要になります。例えばキッチンユノートルはコンセプトから外観や色合い、商品構成なども決めたりしています。ただコンセプトに縛られすぎずお客様の動向や要望などもしっかりと耳を傾けるようにしています。ウェブサイトやSNSも幅広くやっているのでそちらの反応なども逐一チェックしています。コンセプトも大事ですがこういったマーケティング情報もまた大事になってきます。またこのあたりは次回以降に。。。まー、何事も楽しめるくらい余白や余力をもってお店作りに向き合っていきましょうねー!!では、また!