ヴィンテージになっても価値あるものを 40代から愛用できるカゴバッグ
アパレルショップの店員さんにも「それどこのバッグ?」と聞かれるカゴバッグ。私は昨年から持ち始めました。
女優ジェーン・バーキンがかつて愛用した形のワンハンドル型。数年前から日本でも人気が出て、いろんなブランドでお取り扱いが始まっていました。もう定番の形になってきましたね。
このかごに出会ったのは、仕入れをさせていただいているセレクトショップ。なによりここのショップの商品のセレクトも、店長さんも大好き。信頼のおけるショップさんから、取り扱ってみる?と言われた時はとても嬉しかったです。
入荷前に数ヶ月自分で購入して使っていたのですが、どこに言っても聞かれる、「それどこの??」という言葉。やっぱりみなさん「素敵!」と思う感覚が近いのね、と思いました。
柳ではなく、丈夫なウォーターケインを使用
柳でできた籐籠との違いを見てみると、ハンドル部分の編み方。本場の籠職人さんが手作業で作るハンドルは、こんな編み方。取っ手を別に作ってつけているのではなく、全体を作る中で取っ手が作られています。
それから、一般に出回っているのは柳を使ったカゴが多いですが、こちらはバーキンがかつて使っていたのと全く同じウォーターケインという水辺に生えるサトウキビに似た素材を使用。採れたばかりのケインを手作業で編み込んでいくものです。だから、それぞれ形が微妙に違っていて自分のカゴとして愛着が湧きます。色や見た感じは日本でいう竹に似ていますが、しなやかさや艶感などはこの素材独自のものだと思います。
気になるお値段を、アケビや山ぶどうの籠と比べてみる。
「素敵!」「欲しい!」と思った時に一番気になるのが”お値段”だと思います。
大手のショップさんに並ぶワンハンドルバスケットとの違いは、ジェーンバーキンがかつて使っていたものと同じ本場(ヨーロッパ)で一つ一つ丁寧に作られたものということ。直輸入されているので、日本であまり数が出回っていないこと、一般のカゴよりも輸送費がかかるというのも分かります。
正直、カゴバッグに1万円以上?と思われるかもしれません。量販されているものだと数千円のものが多いですよね。
でも、私自身はカゴバッグだからこそこのお値段のものを使いたい!と思っています。私の母世代に人気のアケビや山ぶどうの籠は、2〜5万円はするものが多いんですよね。母も10数年前だったかな、欲しくてとうとう買っちゃった、と見せてくれたのを覚えています。
一方私はというと、アケビや山ぶどうの籠バッグは母世代のイメージが強いし、量販の柳の籠は若すぎるイメージ。ナチュラルすぎず、きれいめカジュアルが好きな私にちょうどいいものはなかなか見つからない。
そんな40代の私が、長く使いたいなと思ったのがこのジェーンバーキンバスケットでした。
ヴィンテージになっても価値のあるものを 少し高めでも長年使えるバスケット
最近はユニクロ、GUなど、プチプラと言われるものを着ることも増えました。そんなカジュアルな服に、さらにカジュアル度の高い数千円のカゴバッグだとどうしても、似合わない年齢になってきたと感じています。
スマートなカジュアルにあわせるから、かっちりしすぎない丸いフォルムもちょうどいい。竹のような表面はツルツルとしていて藤のようにカサカサしないのも嬉しい。ハンドルを肘にかけても痛くなりにくい素材です。
とあるサイトで、デンマークで買い付けをしてきたというヴィンテージのこのバスケットを見つけました。アンライフ で扱っているバスケットは、今はまだ青みがかった色をしていますが、使っていくうちにだんだん色が濃くなってキャメル色に近づくそうです。そのヴィンテージのバスケットはとてもきれいなキャメル色に変化していました。
ヴィンテージになっても価値のあるバスケット。そろそろこういった長年愛用できるものを揃えていきたいものですね。
レギュラーサイズなら長財布が入ります
私の使っているレギュラーサイズは、長財布が入る大きさです。ふた付きなので、安心。蓋の開け方にコツがあって、ハンドル部分を少し下に押すとゆとりが生まれて横にスライドするとするっと開きます。
蓋なしのタイプもあります。大と小。小さいタイプはインテリアにもなるし、ちょっとしたお出かけにちょうどいい大きさ。身長によっては小ぶりなものの方がバランスがいいという方もいるかもしれません。(ちなみに私は164cm)
こちらは、先日ご購入いただいたお客様の声です。
サイズが最高で形も可愛く大変気に入りました。購入して本当に良かったです。 素敵な買い物ができました。 ありがとうございました。
お店に来ていただければ手にとってわかると思いますが、通販で買っていただくことも多い商品。少し細かく説明させていただきました。ヴィンテージになるのを楽しみに使っていきたいカゴバッグです。