(地方移住を考える)長野の松本に行ってみた。 | unautre〈ユノートル〉
lifeshift 2019年9月19日

(地方移住を考える)長野の松本に行ってみた。

(地方移住を考える)長野の松本に行ってみた。

目的はいくつかありました。キャンプのこと、写真や映像のこと、そして街のこと。いろんな知りたい、やりたいがあったので長野の松本に行ってまいりました。

新商品のテントを見に行こうってのが始まりだったのですが、

他にもいろいろ楽しみができてしまったので、気づいたことや体験したことなどをいくつか記事にアップしようかと思います。今回は松本という街がとても面白かったのと、地方移住についてアレコレ気づきがあったのでまとめたいと思います。

長野は地方移住ランキングでトップを争っている場所。

僕の住んでいる静岡も地方移住で上位に入ってくる場所ですが、長野は常に1位を争っている地域です。いろんなランキングで様々な場所が入っています。

松本市も例にもれず人気の地域のようですね、最近はクラフトフェアでもとても有名な場所となっています。

http://matsumoto-crafts.com/craftsfair/

観光客もいっぱいいましたが、地方移住の若者もたくさんいるようです。僕の暮らしている静岡も人気の地域ですが、若者の移住に松本がいいというのはなんとなく感じるものがありました。

カフェや飲食店などがとてもやりやすい場所なのかも。

松本市と静岡市はお城(駿府城や松本城)が街中にあったり、コンパクトにまとまっていることがとても似ています。唯一(ってほどではないかもですが^^;)、違うかなって思うところが観光地かそうでないかというところ。
静岡市も多くの人で賑わっておりますが、観光地感覚でこられる方は少ないような気がします。街中でお店をやるのもちょっと地元のつながりなども含めて時間がかかりそうな感じがします。それに比べると松本は観光のお客様もたくさんいらっしゃるようで、地方から移住してきてお店を始めるのもアリなんじゃないかと感じられるんじゃないかと思いました。だから若者たちの移住が多いような気がしました。でも、その分2~3年で閉めて戻ってしまう人たちもけっこうな割合でいるそうです。

クラフトの街という歴史と新しいショップとの融合。地方移住はお互いのメリットを活かすのが成功の秘訣かも。

松本の中町通りにある陶片木(とうへんぼく)というお店がとても良かったです。
30年以上もやっている老舗のクラフトショップです。オリジナルのデザインが多く、「かもめ食堂」での作品提供などで有名なお店です。僕は初めて伺わせてもらったのですが、店主のトークも面白くとても素晴らしいお店でした。
こういった長い歴史でやっているお店がいくつもある中で、カフェや飲食店など新しいお店がいくつもできあがってきてるのが松本市の現状ですかね。お互いがうまく融合しあえると、とてもいい街になっていくような気がします。静岡も同じクラフトの街でもあるので上手に活かしていけば、長野以上のポテンシャルと感じます。少し保守的なところが多いので、排他的にならないでオープンな街づくりが地方のこれからの課題なんじゃないかと感じました。

周りには田園風景もあって、のんびりした空気が。地方での活動はこれからのトレンドに。

かつて地方は不便なところというのが常識でした。もちろん今でも不便な地方は多くあります。しかしインターネットの普及やインフラの整備によって昔ほどの距離感はなくなったのではないかと思います。
現代人はより多くのテクノロジーの中で生きているのでまだ都会と地方との狭間で行ったり来たりしている部分は多くありますが、今暮らしている静岡や長野の松本はもはや都会との距離感はほどんどないような気もしました。むしろこれからは歴史や場所の広さなどのメリットがある地方がトレンドになっていく可能性もあるような気がします。松本に行ってみて感じたことはどんどん活動していく地方はより面白い街になっていくんではないかということ。静岡も負けないようにしないとね、、、なんて思った次第でございました。引き続き長野のお話をいくつかアップしようと思います。ではでは