カギカッコさん。ライフシフト友達図鑑を一緒につくった仲間をご紹介。 | unautre〈ユノートル〉
friends 2020年1月7日

カギカッコさん。ライフシフト友達図鑑を一緒につくった仲間をご紹介。

新年一つめのライフシフト友だちのご紹介は、この方。

「こんなサイトあったらきっとオモシロイよね!」から始まった、こちらの全国ライフシフト友達図鑑。この企画を一緒につくったユノートルの友だち、”カギカッコ”の小野寺さんをご紹介します。

田舎から面白いを発信したいユノートルにとっては、企画をつくったりすることを一緒にオモシロがってくれる人は貴重で大切な存在。企画づくりはなかなか楽しかったし、これからも一緒に、ライフシフト友達を増やしていきましょう!さて今回は、そんな彼の自己紹介です。

金谷から、カギカッコさんが始めるライフシフト。

(以下、カギカッコ・小野寺さん)

年があけました。

2020年はオリンピックイヤーということだそうで、世間はそのことで慌ただしくなったりもしているようです。

僕は2018年の年始に勤めていた職場を辞めて金谷に移ってきたので、お正月は僕にとっては独立記念日でもあります。

あけまして、僕の独立3年目。

はじめまして。小野寺と言います。

ユノートルと同じく金谷に住みながら、映像を作ったり、Webサイトを作ったり、イベントを作ったりする仕事をしています。

金谷や静岡県内だけでなく、国内のいろんなところから仕事が来る(国外はありません、今のところ。)ので、あっちこっちを行ったり来たりする生活をしています。

金谷では、ユノートルと一緒にこの「全国ライフシフトお友達図鑑」を作ったりしています。

楽しいです。

そんなわけで今日は僕の独立記念日なので、これまでのことと、これからのことを考えてみようと思うわけです。

10何年か東京でテレビ番組やWebサイト制作の会社などで仕事をして、2018年の1月から金谷で暮らしています。

金谷というか静岡県は僕にとっては出身地でもなんでもなく、なぜここに住むことになったかというと家の事情というか、まあ、平たくいえば「偶然」です。

ともかくなんにしてもここで暮らすことになったときに考えたのは、何を、どういうふうにして暮らしていけば楽しいのかなということです。

どうすれば良いのかさっぱりわからなかったので、まずはフラフラしてみることにしました。まあ、働いていたので貯金もなくはないし、しばらくは失業保険も出るしね、ということです。

都内や各地に知り合いを訪ねたり、静岡県内にも知り合いを作ろうと、人の集まるところに行って人の話を聞くということをやりました。

金谷や島田にもいろいろと知り合いが増え、島田では「ネコノウリ」というサークル活動を始めたりもしました。

そんな感じで半年ほど楽しく過ごしていましたが、あるとき、思ったわけです。

「やっぱり働かないと、お金がなくなるよなあ…。」

人間は働かないとお金をもらえないし、お金をもらえないとご飯を食べられないということなのでした。

そりゃそーだ、という。

その時点で自分がある程度でも仕事としてできることというかやってきたことは、映像やWebの「制作さん」でした。

それしかできないんだから、それをやろうかなということにしました。

それで、個人事業で制作会社(登記していないので正確には「会社」ではないのですけどもね)をやってみることにしました。

なにを制作するのか、どんな制作をしたいのかといった内容や希望は自分にはなにも無くて空っぽだったので、「空白」を表すような名前がいいなと思って「カギカッコ」という屋号にしました。カギカッコの中身は空っぽで、これからなんでも入れらるよなというようなことだった気がします。

《カギカッコ》webサイト

金谷で、個人でやっている制作会社に仕事なんか来るのかな…ということも思ってはいましたが、やってみると意外と仕事をとれました。

福島県でメディアアートの展覧会イベントを作ったり、Maker Faireというイベントを手伝ったり、アナログゲームを作ったり、大学で非常勤講師をやったり、そのほかにも色々なことをやりました。

そんなわけで、独立から2年が経って制作者としてはなんとなくやれるような状況になってきました。

今年からは、金谷や島田、静岡のことをもっとやりたいなと思っています。

なにをしたらいいのかは今考えているところなのですが、僕は「制作者」なので、何かを制作することになるのだろうとは思います。

今は、便宜的にそれを「映画制作」と呼んでいます。

ナニがどーやって「映画」ができるのか、それは本当にいわゆる「映画」の形をしているのかどうかも今はまだわかりませんが、今年の終わりくらいには「それはいったいなんなのか?」という質問には答えられるようになっていたらいいなと思っています。