ジョハリの窓。自分の強みを見つけて前に進む方法 | unautre〈ユノートル〉
lifeshift 2020年5月29日

ジョハリの窓。自分の強みを見つけて前に進む方法

少し前から、地元企業を取材して記事を書いています。

OPENにできる時が来ましたら、またブログでもご紹介させていただきますが、取材するたびに思うのは、それぞれの会社にはそれぞれ強みや魅力がたくさんあるということです。

島田市にはたくさんの中小企業があって(個人事業も含む)面白いお仕事をしている方もいれば、みんなの暮らしになくてはならないライフラインの仕事をしている人たちもいます。

外出自粛の影響で宅配業者の方々の有り難みがわかったように、私たちの生活にとって実はとても役立っている仕事をしてくれているのかもしれません。でもなかなか毎日の仕事でそれに気づける機会も少ないかもしれませんね。

自分の強みや、自社の強み(長所)を知らない人は多い。

取材していて思うのは、自分のことって自分では全部把握しているわけではないということ。

ジョハリの窓ってご存知ですか?

1 解放の窓:自分が知っていて、他人が知っている

2 秘密の窓:自分が知っていて、他人が知らない

3 盲点の窓:自分が知らない、他人が知っている

4 未知の窓:自分が知らない、他人も知らない

人にはこの四つの自分がいると言われています。ジョハリの窓は自己開示の話ですが、これってビジネス的な強みとかも同じですよね。

強みは、誰かに見つけてもらおう。

私たちの仕事は、この④の盲点の窓を開いていく役割なのかな、って勝手に思っています。

ブランディングやコンサルなどのご相談を受けるときもそうなのですが、ご自身で気づきを経て帰っていくかたは、盲点の窓や秘密の窓(多分わかっちゃいるけど開きたくなかった窓)を開放の窓のように、開け放すかどうかを決めていくことでしょう。

自分のことや自分がやってる仕事の役割が見えてきたとき、モチベーションがグッと上がります。わかりやすいくらい、そっちの道へ行きたい!って顔に出てる人もいるし、それ面白そう!とアイデアを考えていく人もいる。

それを発見できるのがこの仕事の面白さだと思っています。知らなかった魅力を発見できることはとても楽しいことです。

見つけてもらった後どうするかが大事。

例えば私たちが行なっているインタビューとか、コンサルティングをきっかけに盲点の窓を見つけてもらった後、人はいくつかに分かれると思います。

あくまで、これはジョハリの窓の「私的解釈」です。

1 今まで通り

開放の窓だけを開けて、気づかせてもらった盲点の窓や、実は知っている秘密の窓は隠しながら、今まで通りに暮らしていく。

それも一つの生き方だと思います。

2 ちょっと行動してみる。

気づいた盲点の窓を開けてみて、小さいことから行動してみる。できないと思っていたことが意外とできるということを知る。

3 秘密にしていた自分を出してみる。

秘密の窓は開けると傷つくかもしれないから怖いけれど、少しずつ少しずつ恐る恐るでいいから出してみる。共感してくれる人が出てくるかもね。

4 だんだん未知の窓が開いてくる

この未知の窓がまだ知らない自分。これを開放したらどんな未来が待ってるかワクワクしてしまいますね。

無限の可能性のある「未知の窓」は行動すると見えてくる。

私自身が自分の経験や他の方々を見ていて気づいたことなのですが、この一番楽しい「未知の窓」の部分って何かしらの行動をしていった時に分かるものです。

私自身も、パートナーや他人からこういうことやってみたら?と言われて続けてきたこと(例えばwebデザインとかファッションとか)こういうのできるようになるとは思ってもいなかったわけで、記事も書いてみたら書けるようになっていたという。。盲点の窓でもあるけれど、実際にできるかどうかは他人も分からないけれど行動していくと見えてくるんだな。とわかりました。

私自身、今初めてのことにいくつか着手しています。それはドキドキもするしワクワクもするし、どうなるか分からないけれど楽しみでしかないというところ。そして、着手したからこそ展開が広がっています。

やってみなくちゃわからない、が結論

だから、結局、「やってみなくちゃわからない」というのが結論です。

人は臆病だから、行動しないで失敗しないで結論を出そうとします。未知の自分を知って満足したくて、セミナーなどいろんな人の話を聞きに行ったり、相談を持ちかけます。

でも、せっかく盲点の窓を開けてもらって自分を知ることができたのに、いやそれじゃないとか、周りからどう思われるかが怖いとか色々言い訳をつけて行動しない人は多いです。

私も行動できない人でしたが、そこは強力なパートナーでありコンサルがおりますので。(これもユノートルの最大の強みです)。行動できない人、一人で動くのは不安な人は、最適なパートナー(うちみたいに夫婦でなくてもいい)を見つけてくださいね。

とは言っても世界中の人、日本中の人が皆全て行動を起こさなくてもいいのかもしれませんね。人にはそれぞれ役割があり、もしかしたらそんな「未知の窓」を開けて行動する人を応援することだって一つの「行動」です。

いろんな役割があるから世界は面白い。

さてさて、はじめにご紹介した、地元企業の仲間との無限の可能性も楽しみです。一緒に少しずつみなさんの「未知の窓」を開放していきますよ!