ニュージーランドのコーヒー ~ カッピング編 ~ | unautre〈ユノートル〉
cafe 2018年12月11日

ニュージーランドのコーヒー ~ カッピング編 ~

こんにちは!L.cat coffeeです。先日、友人がニュージーランドのコーヒーショップのコーヒー豆を持って我が家に遊びにきてくれました^^

4ヶ月ほど前にはニュージーランドに行ったんだなぁと懐かしく思い出しながら、早速貴重なコーヒー豆のカッピングをおこなってみましたよ♪

まず最初に【 カッピングとは?

カッピングという言葉自体に馴染みがない方もいらっしゃるかと思います。

ハンドドリップでは、蒸らし時間や淹れ方によって、味が毎回均一になりづらいため、コーヒーの品質を正確に判断する事が難しくなります。そこでカッピングという手法を用い同じ条件の下、決まった量の豆にお湯を注いで一定時間抽出する事で淹れ方による味の差がなくなり、コーヒーの善し悪しを正確に評価する事ができます。コーヒー業界ではコーヒーの品質を判断したり、再現したい味にする為の焙煎度合いを確認する目的で行います。カッピングは『ドライ』『クラスト』『ブレイク』『テイスティング』の4つの項目に分かれます。それでは、それぞれ手順にそって説明していきます。

手順①ドライ ~粉の状態で香りをチェック~

今回、カッピングするコーヒー豆は、

  • catalyst coffee
  • coffee supureme
  • toasted espresso
  • espresso workshop
  • allpress espresso

の5つです^^

日本にも出店している coffee supreme と allpress espressoニュージーランドの旅でお店に寄らせて頂いた espresso workshop 初めてチェックする catalyst coffee と toasted espesso 早速カッピングを行っていきます♪コーヒーの濃さが偏らないように、すべて同じ量にする事がポイントです。まずコーヒー豆を10gを計量し、中粗挽きに挽きます。

手で仰いで香りを確認します。香ばしい香りや、ナッツやフルーツのような香りがするものも♪

手順②  クラスト ~コーヒー豆とお湯が触れ合っている状態で香りをチェック~

予め、お湯を沸かしておきます。次に、タイマーを用意し、沸騰したお湯を注ぎます。コーヒー豆10gに対し150gのお湯が目安になります。この辺りはハンドドリップと同じ要領ですね!お湯を注いでから1分くらいが目安の時間になります。

ドライのときとは違いお湯を注ぐ事で、鼻に抜ける香りを感じる事ができます。

手順③  ブレイク ~表面に浮かんだ粉を取り除くように攪拌させ香りをチェック~

お湯を注いでから4分待ちます。4分後、表面に浮かんでいる粉や泡を丁寧に取り除くように攪拌していきます。攪拌することによってより強く香りが感じられるようになります。実際飲んだ時の味を想像すると期待が高まります^^

手順④  テイスティング ~口にいれた時の香りや味、質感をチェック~

最後は、テイスティングです!

味が混ざらないように、1カップずつスプーンを洗い、水気をとりながら行っていきます。下には粉が沈んでいるので、表面をスプーンですくい、強くすするようにして一つずつ確認をしていきます。最初の3つはケニアの豆でしたが、それぞれのお店によって、違いが感じる事ができ、強い酸味を感じるものや、柑橘系のフルーツのような爽やかな味わいのものも^^次のグァテマラは乾いた土っぽさやナッツのような味わいで最初のケニアとはまた違った味わいを感じる事ができました♪

ティスティングはコーヒーが熱いときから冷めていくまでの過程もチェックします。基本的には温度が冷めるにつれ酸味が増していきます。温度による味の変化を楽しむのもカッピングの醍醐味ですね!色々なコーヒー豆が手に入ったら、こんな風にカッピングをしてみるのも、お店の拘りやコーヒーの個性がわかっていいですね♪

私達もコーヒーについてまだまだ勉強中ですが、お好みのコーヒーを見つけたい方や、味覚を鍛えたい方にはとってもお勧めです。みなさんも是非一度試してみてはいかがでしょうか。

L.cat coffeeでは今後、カッピングやコーヒーの淹れ方等、皆で楽しめるワークショップも出来たら良いなーっと思っていますので、ご興味がある方はお気軽にお声掛け下さい^^

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コーヒーの写真や日々の暮らしも載せていきますので良かったらチェックしてみて下さいね!

それではまた次回の記事をお楽しみに~♪

この記事のライター:TWELVE ROASTER

コーヒーのセレクトショップを目指して。”GOOD LIFE WITH THE GOOD COFFEE” 「良いコーヒーと良い暮らし」をテーマに様々なコーヒーや器具、雑貨を紹介。いつもとはちょっと違う、日常が楽しくなるようなコーヒーライフを提案中。

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